アイゴの干物

持ち帰った30cm後半のアイゴを皮を剥いで,三枚におろし,刺身にした.
筆者としては十分食べれるレベルであった.

鯛なら鯛の鯛の骨がある,胸びれの部分は,皮がはがれず.肉がついているので,食べたいものの,においの強い皮つきなのでそのまま味噌汁にするのもちょっとためらわれる.
塩分濃度9%ほどで15分ほど,漬け,取り出し,1日かけて干物にした.
取り入れ試食するのが面倒になり,一時はそのまま捨てようかとも思ったが,思い直して取り入れた.皮の臭いはなくなり,スルメのにおいにかわった.食べれそうなきがする.ビニルの袋に入れ冷蔵庫で保管中.
まだ食べていないが,炙って食べてみるつもり.

旨いようなら,今度は半身を皮付きでやってみる.

追記:
食べてみた.「なんじゃこりゃー」という旨さであった.
部位がよかったのか,脂が乗りつつある季節なのか,焼けてくると脂が滴り落ちる感じで,ケンタッキーのチキンより味わい深い.「アイゴの皿ねぶり」が実感できた.チヌが釣れなくても,アイゴの干物ができれば十分肴として楽しめる.
今度釣れたときは,全体を干してみたい.

追記2:
デカアイゴの入手には事欠かない.2枚釣れた1枚を半身ずつにして,同様に塩につけ,1日天日で皮ついたままで干物にした.背びれのふちなどに,磯臭さが残る.二日連続で焼いて食べたが,少し塩味が強かったこともあり,手ににおいが残ることもあり,3日目はもう結構なかんじだった.胸鰭の部分が一番脂がしたたって旨そうである.
皮は十分食べれるが,場所によっては,微妙なにおいがある.臭いの無いクサヤと云われるが,臭いの少ないクサヤであろう.アンモニア,もしくはチーズのようなにおいがある.
コッパグレや小アジの干物より,身が厚く旨みもある.ただ,半身だと酒の肴に一人で食べるには大きすぎるきらいがあるが,家族は欲しがらない.
その後,比較的小さな(といっても30cmほど)のアイゴ2匹をまた干物にしてみた.冷凍中である.今回も天日で肉の表面がさらっとするまで干したが,一夜干し程度がよりうまいのかも.

追記3.
30cmほどのアイゴは,塩分濃度約5%の塩水に30分漬け,雨が降っていたので,一晩扇風機に当て,朝から晴れたので午後3時ほどまで天日に干した.天日に当たっている時間は正午から午後3時ぐらい.肉の表面はほぼ乾いた状態である.
これを冷凍保存し,2日後に焼いて食べてみたところ...なかなかいける.しょっぱすぎず,味なさすぎず.グリルで焼くと,分厚いところの中が,すこし生焼けになったが,それも旨い.まるでフグの干物のようである.塩分の調整と,すこししっとりするぐらいまでの干し加減がよいようである.陰干しがよいのかもしれない.
家族は食べようとしないが..

追記2018/11/21
追記3の冷凍していたアイゴの干物(中骨のないもの)を,約1ヵ月後の今朝,チーズを切るギザ付きナイフで切れ目を入れ,半分ずつに割り,魚焼き機で焼いた.弁当にのせるので,十分火が通るように,何度か注意しながら,厚いところが熱くなるようにして,両面,焼き上げた.
弁当は結構うまし!臭みがないか危惧したが,ぜんぜん気にならなかった.サバの塩焼きよりもおいしいと思う.