釣りで損失した道具等

いろいろなものを海でロストしてきた.
海にも,ものを置き去りにしてすまないが,こちらも地団太を踏みたくなる.
うっかりが多すぎるのだが,ケースを把握することで,今後落とさないようにしたい.
また,釣行時にも気を付けないと,損失が増える.このことも触れてみよう.

no1: タモ.日新の玉の柄に直径33cmの網.X県のメジャー楽々地磯で場所移動したときに,置き去りにして,気が付いたらなくなっていた.波にさらわれたのか,人が持って行ったのかは不明.
2019/10/31 追記
昨日,トーフのようなコンクリートブロック帯の河口で釣りをしていたら,買い直して使用していた玉の柄と網が満潮時に消失した.水のくるところに傾けて接地していたのが直接の原因である.魚よりも,ウキを救うのに重宝したか.元はとれていないけど.
今後の対策:もう流されるのは嫌なので,安いタモの柄と網をネットで買う.ウキを救う際も,自重よりも,水の抵抗で掬いにくくなると思う.また,軽すぎると,波で流されやすい?なにより,流された時の金銭ダメージを考えると,安いのにしておこう!

no2: 仕掛け小物ケース.針,フカセウキゴム,ゴム付ガン玉をしまっていたケースをテトラ上に置いて作業して,ふっと手か何かに当たって,海中に落ちロスト.
no3: 黒鯛工房のストリンガー.使用後,堤防の高台の地面に,大きめのビニール袋が風で飛ばされないようにおもしとしてストリンガーをのせて置いたところ,強風で袋がめくれ上がり,袋ごと飛ばされて海に落ちた.
no4: ウキパラソル.2回ウキを救出すれば元がとれるという奴だが,救出のために,投げたところ,なぜか糸が外れて沈んでいった.
no5:  ウキ.マイナス浮力のウキを根掛からの高切れで1日に3個失った.高切れというのは,おそらく,糸ふけが沈みテトラなどに引っかかって切れるのだと思う.それ以外にも安いウキはたくさん高切れでなくしている.
no6: スイスのナイフ.魚を締めるのに使っていたが,テトラ上で置き場に困り,なんとなく血の色に染まった水の入った水汲みバケツの底に沈めた.このまま水捨てたらいけないな,とその時は思っていたのだが,15分くらいして,そのまま海に水を流し,海底に沈んだ.赤い水の流れとともににちらっと赤いナイフが落ちていくのが目に映った.これは,友人のヨーロッパ旅行の土産の品だった.
no7: 撒餌の柄杓の杓.コマセを現地で混ぜるのに,手が汚れるのを嫌って柄杓で混ぜていたところ,バキッと音がして柄杓の柄(木製)が折れた.何とか折れ目を合わせて投げれないかとバカなことを考え,振り回していると,先端が分離して飛んでいきロスト.
no8: 竿先.アパートの壁に当てたり,釣り場の固いところに,振り上げてぶつけたり,ウキが竿先まで来ているのに魚を揚げようと無理に巻いて折ったり.振り出しをすべて収納して道糸のオマツリをほどこうとして折れたこともある.
no9: 撒餌の柄杓.これは安い樹脂のやつ.紐に繋がずに使っていたら,撒餌を入れたバケツ?から外に落ちて海に流されロスト.
no10 リールのハンドル.リールのハンドルを止めるネジ.緩んで海の中にポチャン.
no11: サングラス.強風で堤防から海にポチャン.
no12: がん玉をつぶせる,ダイワのプライヤー.1個は海に落としている.
no13: プライヤー.落ちハゼを夕方釣っていて、三本の竿で頻繁に釣れるものの、はりを飲み込まれることが多かった.このため、道具入れとプライヤーを結んでいた紐を外して針を外していた.暗くなって撤収時、ライトの電池が切れ、プライヤーが仕舞われていないことを確認せず置き忘れた.翌朝、バイクで🏍探しに戻ったが、すでに見当たらなかった.どこにいったかわからなくなっていたゴム付き錘は回収出来た.他の釣り人がプライヤーを拾って持っていったのか、カラスがもっていったのか..
しばらく日が経って,使用していたライトの電池を確かめると,まだ,しっかり明りは点いた.接触不良や低温での電池のパワー切れが可能性としてある.
no14: はさみ.遊で購入したセラミック製のものはテトラの隙間から海底に.さらにステンレスのものも1個はなくしている.セラミックの手頃のものがないし,最近は糸切る用の小型はさみを多用するので,文房具のはさみを転用している.一時,工具ペンチの切断できる部分で代用したが,アイゴの棘を切断して海水で洗ったら,一発で錆びてしまった.
no15: サビキ.根掛や錘が重すぎて投げたときに切れて飛んで行った等.これらはまぁ仕方ないか.
no16: 針.フグ.フグ.フグ.根掛,ハリスに付けるときに転がり落ちる等.
no17: 錘.no15のサビキの例や,根掛,ハリスに付けるときに転がり落ちる等.
no18: ハリス.根掛やオマツリ.
no19: 道糸.リールがしょぼいためか,巻いているときに糸巻き付近でよく絡まっていた.巻いているときに余計なものに絡むクセがないか,被害が拡大しないように時々確認したほうがよい.
番外:集魚剤.カラスやトンビに突かれて穴があき食べられこぼれた.
番外:釣ったアジ.水汲みバケツに入れて置いたら,猫に持っていかれた.
番外:道中の車の擦り.国道xx号及びX県の道路は,狭かったり,普段と違う歩道際のブロックなどがあり,バンパーやスポイラー等を3回擦っている.

さて,対策も書いておこう.

タモ→置き去りにしない.置き去りにするものはなくしてもよいものと覚悟する.
仕掛け小物ケース→プラスチックの糸切ばさみと紐で結び付けて置き,ポケットからはどちらか一方しか出さない.秋から冬場はライフジャケットのポケットに入れて置く.夏はポケットの多い薄いベスト買うかな...暑苦しいからだぶだぶの薄手のズボンのポケットに入れるのが好みだが..
ストリンガー→強風でもろとも飛ばされる危険性があるので,袋等の重しにしない.空の集魚材袋は,クーラーボックスの下敷きにし,比較的大きなものが釣れて持ち帰るときには,その袋に入れてクーラーに保存する.スーパーの袋は,ゴミ袋として,背負子にくくりつける.風にとばされないように気を配る.
ウキパラソル→結ぶとき丁寧に確認.また,釣り場に着いたら,結んでおく.
ウキ→浮力がマイナスとなり,海に沈んでいくものは,底が根掛しにくいところでのみ使用.自動的にチヌ釣りの釣り場は限られる.浮力があるものはウキパラで回収.根掛が多いと,この作業で魚が散る気がするので,やはり,根掛を回避するように,安全マージンを常に考える必要がある.
ナイフ→水汲みバケツやバッカンの中など,わかりにくいところに置かない.
柄杓の杓→撒餌を柄杓で混ぜない.手で混ぜる.柄が折れても,柄だけ買い直して杓をはめ直せばよい.
柄杓→バッカンに伸び縮みする樹脂のワイヤーで紐付け
竿先→むやみに振り上げない.アパートの周囲で竿を伸ばすときは,空間に余裕のあるところでする.ウキが上端まで上り詰めたら,巻き上げるのを早めに止める.より安全にするなら,カラマン棒の位置を手元に針がくるぐらいでも余裕があるくらいに浅めにしておく.振り出し収納時に糸が繋がっている場合,糸とのストレスで折れることがあるので注意.
リールのハンドル,ネジ→固めに締めて置く.時々緩んでないか確認する.
サングラス:むやみに堤防に置いておかない.
はさみ:使用を控える.アイゴが釣れたら,必要.もう少し切れるのにしないと,文房具用では対処がしにくい.
ダイワプライヤ:ケース類と紐付けし,ポケットに入れておく.
プライヤー:撤収時、忘れ物がないか、確認する.暗い時は、携帯のライトも最終手段にして、辺りを照らして確認.ライトは温めたりしたら,復活するかも.プライヤーの紐は外さない.釣具の置き忘れは、持っていかれるものと考える.
サビキ→錘を重くしない.あるいは,幹糸を太くする.クッションを入れるのは効果的なんだろうか.
針→根掛を回避する安全マージン.フグを回避するように仕掛けを投入.同じフグ・パターンを繰り返さない.
ハリス→少々短くなってもつなげて使う.
道糸→リールの巻き具合を確認.すぐ異変に気付くように気を配る.強風時には糸フケが出すぎて,絡まることもあるので注意.
集魚剤→蓋つきの入れ物に収納しておく.バッカンに入れるときだけ出す.
アジ→ロストして惜しい魚は,自分から離れた場所で動物の目にあまり触れさせない.早めに締めてクーラーに入れる.
車擦り→X県のコンビニなどの店に車を出入りさせるときに注意.道が狭いし,遠いし,人の気配多いし,Xの南部には釣りに行かない.