トイレの電灯のスイッチの交換

トイレの電灯のスイッチが、押してもかっちりとどまらずにぐんにゃり戻り、電灯がつかなくなった。スイッチ部分の機械的摩耗によるものと思われた。夜中、スイッチをセロハンテープで固定し、電灯をつけ、用を足すなど面倒至極である。パーツを手配し交換してみた。

 

スイッチの交換手順は以下の通り。

 

①新しいパーツを買う。自分はPanasonicのWN5001P [埋込スイッチB]をヨドバシのネットサイトで購入。

②スイッチ上流のブレーカーを落とす。

③2つのスイッチをまとめた樹脂カバーをマイナスドライバでこじって取る。

④樹脂枠を固定しているねじ2つを取る。

⑤スイッチの金属の枠を固定しているねじ2つを取る。

⑥上塗りされている土壁をこそぎ落として、金属の枠を壁からはがす。

⑦その裏側のスイッチの配線をメモする。

⑧マイナスドライバーで、スイッチに突っ込まれている電線を押さえているサイドのバネを押し、余った指で電線を抜く。

⑨新しいスイッチと金属枠に組み込まれた壊れたスイッチを交換。ここで金属枠は塑性変形してスイッチを押さえているため、外すと枠も変に歪んで、再利用がしにくくなる。二つあるスイッチのいずれの電線も抜けば、金属枠ごと壁から分離できるので、よく歪みをなくすようにして、新しいスイッチをなんとか固定できるようにはめ込む。ここで妥協したくないなら、新しい金属枠も①の段階で購入するのもあり。

⑩配線を⑦のメモに従って復元し(固定するのは単に突っ込んで咥え込ませればよい)、壁に金属枠を固定し、樹脂枠を固定し、カバーをはめる。

 

WN5001Pは蛍のランプと同じ小さな窓があるが、ランプはついておらず、蛍スイッチではない。蛍スイッチと明記したものを買えば、元通り光るようになったが、これはあきらめる。電線の先端は束になっている金属線の何本かがはみ出たりしないように、できるだけ触らないのがよかろう。