磯竿トップカバーの糸通しを使えるようにする

磯竿トップカバーの糸通しは中古で竿を買ってしばらくして、樹脂の劣化のためだと思うが、糸を通す部分が折れてなくなった。

太目のナイロン糸をエポキシ接着剤でくっつけて、わっかにして、使っていたが、エポキシ樹脂の量が多く、ガイドにこすれて無理やりつっこんでいた。最近になって、エポキシ樹脂ごと剥離してしまった。

再度エポキシ樹脂でわっかをくっつけたが、今度は大きすぎてガイド穴を通らない。やすりで削ったりして具合をみていると、またポロリと剥離してしまった。

 

・・どうもこの方法はもろい。

 

ネットで調べてみると、針金で糸通しを作る方法や、裁縫用の針とホッチキスで作る方法があるが、トップカバーにはつかない。

トップカバーの一番先はゴムで、これを外すと、糸通しも取り出せることには気づいていた。

 

この壊れた糸通しを使えるようにしたい。

 

やすりを使ったときに、少し試みてうまく固定できなかった方法を再度、0.6号の細い糸で試してみる。すなわち、やすりで糸通し先端にv字型のくぼみをつける。ちょうど釣り針のチモトのようなかんじにする。そうして、0.6号の糸を本結びで(これしかできない)、加工した糸通しのv字くぼみにはまるように結びこむ。0.6号の糸の反対側はチチワにしてリールの糸を通せるようにする。糸の両端を合わせてチチワにするより、反対側の端でチチワにしたほうが、糸通しからすっぽぬけしにくいようだ。接着剤は使わないで、使えるか様子をみよう。

 

追記: 2021/11/22

何度かこの糸通しつきトップカバーをつけた竿を使用したが,0.6号の糸は,1度切れたが,結び直し,糸通しの機能は果たしている.ガイドを通す以外に,中通しウキに糸を通すのにも使えることを発見した.ウキに糸を通すための道具もいくつかネット上にあり,筆者も太いナイロン道糸で製作したことがあるが,ライフジャケットのポケットにいれておくと,ファスナーに絡まったり,なくしたりで,失ってしまっていた.トップカバーだと,なくなることはあまりないので良いだろう.