MTBのペダルのぐらつきの原因


MTBのペダルのベアリングのグリスアップを行ったところ,ペダルとクランクの取り付けがおかしくなった.

①まず,はずすときは最後のほうは,簡単に手で回せたのに.取り付けるときに手ではなかなかネジを回しこめなかった.
②つぎに,取り付けたペダルを漕ぐと,ぐらんぐらんに揺れて乗れたもんじゃなかった.
③ネジの挿入をできるだけ,斜めにならないように取り付けて,仕事場まで移動した.
途中,すぐ左ペダルが外れた.付け直して,仕事場に着くぐらいで,右ペダルがぐらんぐらんに揺れだし,とれそうになった.
停車して取り付けるときに,ペダル側のネジ溝にアルミくずが溜まった.アルミの細切れが,クランクにもついていた.
④右ペダルは逆ネジで左回しでねじ込み...とどこかのホームページの内容を勘違いして覚えていたが,その間違いに気づいていなかった.
⑤右と左のペダルの形状の違いを気にしていなかった.

そして左ペダルにはギザギザの筋が施してあり,逆ネジになっていることを自転車店あさひのホームページで知った.このことを,ペダルを取り付けた自分の自転車で改めて確認したところ,右側のペダルにギザギザが付いていた!
どうやら,右ペダルと左ペダルを逆に,さらにネジを回す方向も逆にして取り付けてしまったようである.
よくみると,ペダルのネジにはRとLの文字もしっかりついていおり,逆に取り付けているのは明らかとなった.
だから,ペダルを漕ぐうちにペダルが外れてしまったのである.
また,だから,漕ぐたびにぐらんぐらん揺れたのである.
さらにまた,だから,アルミくずがたくさんでたのである.
しかし,ペダルの鋼鉄のネジはまったく無傷.クランク側はまわす方向を逆にタップを切ったようになったのである.

でも,あきらめず,ただしく Lを左ペダルとして,逆ネジにきっちり絞め,Rを右ペダルとして正ネジできっちりしめ,
試運転し,ぐらつきがまだあるようなので,再度取り外して,アルミ屑をとり,再度絞めこんだ.
比較的ぐらつきはなくなった.また,締め込みや緩めるのも,あまり抵抗無くレンチが回るようになった.
...これで様子を見よう.

硬い材質の逆ネジと正ネジをやわらかい材質に強引に埋め込んで固定できるのだな.土に杭を打つようなものか.

クランクの買いなおしは回避したい.

追記2018/08/31
今のところ,とりつけたペダルに不調はみられない.