ボラ皮自作サビキ③ 改良版の試釣

針が取れたりしたボラ皮自作サビキを修繕し,サッパ釣りをした.今回のことをよく思い返すと,また同じ条件での比較ができていなかった..さらに,もう1つ,先週もそのために出かけたのだが,仕掛けとクーラーを忘れてきたのに最寄のバイパスインターでようやく気づき,行き先をテーマパークに変更したのであった...不甲斐なく申し訳ございません.

ボラ皮自作サビキは,針の結びを結びなおし,取れなくした.
当日は干潮が15時半.夕方にはよくサッパが掛かるようになった.
その前の時間帯に,短竿に自作ボラ皮サビキ(5本針)を付けて釣れるか試すが,ほぼ釣れなかった.
堪らずに,長竿に市販のサビキの新品を下ろす.結構釣れる.夕方絡まって,再度新品(5号針)を下ろす.
市販は鈴なりで,最高7匹(9本針)ほど釣れた.
市販が絡まった折,娘は市販のサビキをつけてくれと願い出た.
同じ長竿で,自作サビキ(7本針)をセットして試してみた...つもりだったが,どうやらこれは市販の錆びたサビキを磨きなおしたものだったことを後で思い出した.こちらは,多くて3匹,途中で1,2匹落ちて釣りあがるのは1匹のことが多かった.この不漁のサビキは,幹糸を結びなおしているためエダスも等間隔でないし,針のささりも甘く,針の本数も少ないのがだめな理由だろう.

釣れている時間に同じ竿で比較できていないので,決定的な証拠にはかけるが,印象としては,自作ボラ皮サビキは半額でできるが,釣果は半分以下.

今回の結果より,再度作り直すなら,以下のことをクリアしよう.
1)ボラ皮のなめしが不十分で黒味がかっている部分があると,餌に見えないのではないか?→透明なとこのみを使う.
2)エダスの間隔が等間隔でないと,鈴なりにつきにくいのではないか?→等間隔にする.
3)使い古しの針はささりが鈍感で,市販の新品は皮膚などにもすぐささる.→新品の返しありを使う.比較的成長したサッパがいるので,4号より5号がよさそう.
4)本数は市販より多くして,確率を稼ぐ.