シーリングライト(NEC製,居間の電灯)のプルスイッチの破損


居間のシーリングライトは20年ぐらい前のもの.
ふたを開けると円環状の蛍光灯(30形, 40形)が2つある.最近30形が切れて,長寿命の30形40形のセットを購入し,切れた30形を付け替えたばかりらしい.

紐を引っ張って電灯の明るさを切り替える,昔ながらのもの.
その引っ張って切り替えるスイッチ(プルスイッチというらしい)の,紐に繋がっている金具が折れて壊れた.

どうもいろいろ探ってみると,4パターン切り替え(2灯→1灯→豆球→無灯)のスイッチの三ツ星製の
No.108N がほぼ同じスイッチのようである.三ツ星は小売はしていない.
朝日電器というメーカーが2016年ぐらいまで,B-54Hという型でこのスイッチを市販していたようだが,現在はネットでは販売終了.
大阪の電気部品の会社2社にNo.108Nを小売ができるか,メールで問い合わせ中..

世の中,LED化で,家電量販店では既存のシーリングライトに付けられる円環状の蛍光灯は売りつつ,シーリングライトはすべてLEDにそろえてしまっており,既存のシーリングライトの蛍光灯以外が壊れると,蛍光灯をもちつつLEDのシーリングライトを買う羽目に消費者は陥ってしまうようだ.

奥さんからは,2灯→1灯→無灯の切り替えは必要と要求がある.

4端子を半田付けできるスイッチが手に入らないと,シーリングライトの中古購入になってしまいそう.それでまたプルスイッチが壊れそう..

追記:2018/05/30
大阪の1社からの返事.送料込みで1ヶ1480円.うーん..
もう1社からの返事を待ちつつ,シーリングライトのほかのヤレ具合を見て決めることにする.

追記:2018/05/31
結局大阪の会社から買うことにした.しかも2ケ.1880円也.
時代に逆行しているぞ.修理の結果はまた後ほど.
と,金額を振り込んだら,もう1社より回答.1個だけ在庫あり.送料込み1000円也.
こちらは仕方がないから見送った.

追記:2018/06/05
週末にゆうパックでスイッチが郵送される.
昨日手にして,早速修理にとりかかった.
スイッチは星のマークがついている(三ツ星製).
よくよく見ると,もともとついていたスイッチは型番が違う(No.705, 125V 4A)
買ったのはNo.108N, 125V 3A.ちょっと耐電力が低いが,30W+40Wの電灯なのでよしとする.

作業は以下のとおり.
1.スイッチの端子には番号があり,敷設されているコードにそれらをマジックでメモ.
2.コードの半田を半田ごてで溶かす.溶けやすいコードとそうでないものがあった.
3.新しいスイッチの同じ番号の端子にコードを半田付け.液体のフラックスを端子につけておけば,おk.
4.電灯の板にスイッチをねじ止め..ここでスイッチからでている紐を引っ張る方向が90度異なっており,最終的なつり紐からひっぱってもうまくスイッチがカチカチ切り替わらないことが判明.
5.仕方がないので,スイッチの側面(樹脂製)にドリルで穴をあけ,古いスイッチについていたねじ穴つきの金属板をナットがわりにして固定.
6.まだ,紐を引っ張っても,スイッチは切り替わらない.スイッチの内部で,5.で設置した板と切り替えの円筒状の金属がぶつかっていた.
7.仕方がないので,もう1つ穴を,横にずらして開け,再度設置.ようやく紐を引っ張って切り替えられるようになった.ちょっと強度不足な気がするが,スペアがあるので気にしない.
8.元通りに電灯を取り付けて,紐を引っ張って明りがつくかテスト.問題なし.

耐久性に関しては,壊れた報告をそのうちするかどうかで判断してください.