ランツァ ウィンカー点灯せず

春になり,通勤をバイクに変えてしばらく.あたりが暗くなりかけて帰ろうとバイクを動かすとランツァの左前のウィンカーが点灯しなくなっていた.左後ろのウィンカーは点滅が早くなっている.ハイフラッシャーというらしく,片方のウィンカーにほとんど電流が流れていない状態を示すために起こるようにウィンカー リレーに設計されているものである.LEDに変えたりして電流値が落ちるとハイフラッシャーになるらしい.

球切れを疑いYahooオークションで送料込み200円のバルブを購入.ランツァはG18, 12V10Wである.

ゴールデンウィーク中にバルブが届き,交換を試みる.ウィンカー カバーはマイナスドライバを下側の噛み合わせ?部分に差し込み隙間を開けると外れた.外したバルブの球は目視で切れてなさげ.新しいものに変えてもバルブ点灯せず.

断線か.テスターもなく修理は長引きそうだが,いろいろネットで調べ,サービスマニュアルをみると,それぞれ左右前後のウィンカーの線はそれほど長くないようである.おそらくヘッドライトのお面の内側に接続部分があるようである.フロントのウィンカーからの線を辿り,手探りで接続部分とおぼしきところに向けて線を押すようにすると,左前ウィンカーが点灯した.がさごそやっていると,今度は右前のウィンカーが点かなくなった.またガサゴソやると,両方点く.接続部分の接触不良が原因のようである.お面を外し,たくさんの線がまとめられているゴムカバーの中でウィンカーの線が接続されている.線を押さえつけるようにして,ウィンカーが問題なく点灯することを確認.現在工具類は仕事場にほとんど置いてきてしまっており,午後から出かけることもあり,結線をばらすのは躊躇われた.これ以上のメンテは諦める.点くということでよしとする.後日,接点を清掃・復活スプレー塗布する予定.

 

追記 2022/05/21

配線見直してみた.ウィンカーからの線は透明樹脂製のスリーブ内で結線されており,問題なさそう.というかここを分解すると余計腐食の恐れがあるのでそのままにする.ライトバルブの3つの差込口に接点復活剤をつけるにとどめる.最近,夜アイドリング時にメーターパネルが点滅するのが気になっていた.信号停止時にエンジンをなにかの拍子にストップしたとき,ついにセルが回らなくなった.帰宅後もキーオンにしてもメーターパネルが弱々しく光り,ニュートラルランプもほとんど点灯せず.バッテリーがほとんど切れているようで取り外し充電.翌日はキックのみ使用し,アイドリング時のメーターパネル点滅もなくなった.レギュレータレクチュファイヤ(整流整圧器)の不良が疑われた.これは2016年に中古純正と交換したもの.そろそろ寿命でおかしくない.色々ネットで探してみると,1000円程度の安価な社外品もあるがコメント欄で全く使えなかった例もある.ランツァ純正パーツの型番を控えネットで検索し,ここのページを見ると,海外ヤマハ純正品でランツァのものと互換があるものが,2000円台で売られている.ヤフオクでそれを購入.2日で家に届き,早速交換した.YAMAHA GENUINE PARTSのシールが頼もしい.シールにはTW225の文字もある.整流整圧器と中国語で書かれている.動作状況は数年の観察が必要となるが,おそらく問題なく動くと思われる.

 

追記 2022/06/29

梅雨時で湿気のためか、左前ウィンカーがまた点灯しなくなった。前回の配線チェックでとどめていた接続部のゴムカバー(半透明のスリーブ)をハサミを使って剥ぐ。導線はハンダ付けされているようだが、粉が吹いており、ここの接続不良が原因のようである。真鍮ブラシで磨き、スリーブは破壊したので黒のビニールテープで巻いて腐食防止とする。その後、3日バイクに乗るが、問題なく点滅せり。