深めの潮の流れをみるために

表層ではなく,エサが入り込んでいく深さの潮の流れを判断するにはどうしたらよいか.

全誘導でウキとカラマン棒がくっついている状況では,なかなか仕掛けからはその流れは目印がないのでわからない.

1) 半誘導で,カラマン棒がウキの下に少し下がった状況だと,ウキとカラマン棒の位置関係,カラマン棒の傾き具合から,流れを判断できる.
2) もっとよいのは,半誘導で,目立つマイナス浮力のウキ,その下に潮受け(というよりウキ受け)を付けて,表層側のプラス浮力と深い側のマイナス浮力のウキの位置関係から読み取る.
3) 安価で見やすい方法として,アタリウキを針側に付け,その浮力を完全に錘で無くして,アタリウキと表層のウキとの位置関係で読み取る.ただし,この場合は探れる深さが竿1本以下.

いずれも遠投ではわからない.まず安価な浮きのみで半誘導で深さを把握し,カラマン棒が下に入っていくのが確認できるのなら,1)で流れを把握する.カラマン棒がどうも見にくいなら,3)でトライする.いずれにしても,仕掛けが入るまで錘は足していく必要がある.

仕掛けが入る深さの流れを把握した上で,撒餌と仕掛けの投入場所の作戦が立てられるようになる.

そのうち,2)のマイナス浮力の仕掛けもやってみたい.