ボラ皮自作サビキ①



昨年の経験だと,あとひと月ないぐらいで,サッパ,イワシ,小鯖が釣れるようになる.

今年は金をかけずに,ママカリを作るのを目標にしたい.おっと,砂糖の塩梅は,カロリー管理しないと..

昨年の初冬に釣って捌いたボラの皮をずっと保管していた.手間はかかるが,これを使ってボラ皮のサビキを作ろう.消耗品はまず,買わないで,一部がぼろぼろになった使用済の出来合いの仕掛けをバラして,合成するつもり.

保管していたボラの皮

針とハリスは系統的にサイズの違うものでいくつかサビキを作ったほうがよいだろうが,そこまで量産できるかわからない.とりあえずは,敷居を下げて作ってみよう.

そのためのボラ皮の「なめし」を適当にやってみた.
1.使いふるしの歯ブラシで水をかけながら擦る.
2.塩素系の洗剤をかけてスチールウールで擦る.
3.食器洗剤をかけてスチールウールで擦る.
4.食器洗剤をかけて包丁でしごく.
5.湯で煮る.
6.食器洗剤を溶かした水に1,2日漬ける.
いろいろやってみたが,5はだめ.チリチリに丸まってしまった.
1もほとんど無意味.それ以外はじりじりと汚れや脂をとっていく.
ちょうど,ウロコの境界に沿って,網目の模様が残るが,これはこれでよいようだ.
スチールウールをかけ過ぎると,流石に穴があくので,無難なのは包丁でしごく,だろう.
内側のぬるぬる感は脂肪と思われ,完全に除去しなければいけないと思ったが,乾かしてしまえば,気にならない.比較的薄い,透明に近い皮が得られた.


なめしたボラの皮.小さな方は湯でチリチリになってしまったので捨てた.

さて,あとは針と糸を探そう.

追記2018/04/18
不用な仕掛けクズを漁った.ダイソーのナイロンハリス3号がひと巻き,0.6号の銀鱗のハリスがひと巻き,1.5号のフロロひとヒロ半ほどの切れ端.針に関しては,サビキをほぐして磨いたもので小指の爪未満のサイズのものが2つ,それより大きなものが1つしかみつからなかった.
よれよれになった別のサビキはまだ使えると考えて,針のサビを削り落としておいた.
ということで針は少なくとも買う必要あり.金袖5号を釣具店に見に行こう.金袖4号はヤフオクで手頃な数ででているが,ちと小さい気がする.金袖5号は100本単位ならヤフオクで買えるが,そんなにいらないし,形状もちょっと特殊になっている.
3号ぐらいのおもりを投げることを考えると,3号の幹糸,1.5号のエダスでよいかな.