サビキ釣りを2016年8月に海水浴場の隣の漁港の端で再開してから，釣りを解禁した．
それまでは，子供が小さかったので，鋭い針を危なく思い，釣りから遠ざかっていた．
それよりもっとまえは，奥さんとちょくちょくサビキ釣りに行っていた．
いくつかのホームページを調べていると，フカセの仕掛けはサビキより大物が狙えることがわかった．
そこで有り合わせの道具で，形だけそれっぽい（撒餌を撒いて，針とウキを付けて，オキアミをエサにして，釣りをする）ことをすれば，簡単に大物が釣れると幻想を抱いた．
その初めて行ったフカセ釣りの失敗談を書いて今後の戒めとしたいと思う．
それは2016年の10月ぐらい．夜明け前から，家族（奥さん，娘）についてきてもらいながら，youtubeでチヌをバンバン釣っていた場所に車でやってきた．
オキアミ3kg(まだきちんと解凍されていない）
にんにく臭いチヌの集魚剤１袋
を購入して持ってきていた．
さらに，仕掛けとして，
ハリス（ホテロン）2号3mにひねくれグレ6号を付けたものを発泡スチロールの薄い円盤状の仕掛け巻きに巻き，大き目の円錐ウキとともに，サビキで使っていた3.6mほどのリール竿に繋げてきた．
風が強く，車のトランクから竿を取り出したら，仕掛けの糸巻きが飛ばされ，くるくると糸が出て行った．
あわてて，回収し，何とか，公衆便所にたどり着き，バケツに集魚剤とオキアミを入れ，水を入れ，かきまぜた．
粉が少しこぼれたり，冷えて手が痛くなったり，苦労しながら，なんとか混ぜ合わせた．底の方は乾いた集魚剤が結構残っていた．
これらをyoutubeで釣れていた場所に運び込む．夜が明けてきた．youtubeと同じ場所，同じ時刻に同じような道具とエサで釣りをしたら同じように釣れるだろうと考えていた．
釣り場のコンクリのテラスには手すりがあり，その下は1,2m低くなって比較的平らな敷石状の岩が敷き詰められており，それが7,8mほど先まで続いて海に洗われている．
従って，海面に仕掛けをテラスから投入するのは，結構難しい．さらに，短い竿で仕掛けを回収するのが，岩に引っかかる恐れがあり，難しい．
その難しさにほとんど気づかないで，お構いなく仕掛け投入．撒餌をプラスチックのひしゃくで投げる．
．．．なかなか同じところに行かない．ウキは左から右に早く流れる．ウキを追いながら撒餌を撒く．
流され過ぎて回収しようとすると，針が岩に引っかかった．強引に竿をあおって，糸が切れ．ウキがすーっと沖に流されていった．えぇー．
ウキのスペアをセットして，リトライ．今度はウキが敷石岩の隙間に引っかかった．
どうしようもないので，テラスから敷石帯に降りる梯子がずいぶん離れたところにあったので，そこまで竿とともに移動し，梯子を下り，敷石帯のウキのあるところにたどり着く．
そこは波に洗われている．ウキにはどうにも手が届かない．足をさらにさきに置く．波が靴の中まで入ってしまった！ウキに手が触れても挟まって取れない．そうこうしているうちに，垂れた道糸がほかの岩にはさまってとれなくなった！道糸を岩からまず取らないと．．うーん．びしょ濡れになるのが嫌なので，少し後退．ウキもあきらめ，ヤケになって竿を大きく勢いをつけて後ろに引き上げ，糸を切ろうとした．ばきっ．竿がテラスの壁に当たって折れた．なんとか糸を切って，やっと状況把握．悲惨さに顔の色を失いながら，泣く泣くテラスに戻り奥さんに状況を報告した．なぐさめてもらいたかったらしい．
別の竿があったので，別の竿で再開．その日は風が強く，ひしゃくを振り回すと撒餌が顔や頭にかかる．撒餌も狙ったところに行かず，テラスは結構汚れた．どんどんヤケになって撒餌をまき，全て使い切った．釣果はゼロである．おじさんがけっこう長い間，後ろのほうで模様を眺めていた，いったいどんな風に思っていたことだろう．．ウキもなくしたし，竿も折れて，撒餌とオキアミもあっという間に消費した．
さらにあきらめきれず，昼から別の釣り場に家族を連れて転戦．強風．防波堤が波を被っている．
強風で砂粒が顔にあたり，痛い．それでも魚を釣る幻想は消えていない．奥さんがサッパを２匹ぐらい．
私が最後に偶然サッパを１匹．角地で投げ釣りしていた人は，大き目のヒラメ？カレイ？をすぐそこまで上げて，逃げられていた．陸に近い側でやっている人は，大き目のカサゴ系を釣ってるのを目にした．
私は，これまでのサビキの釣果よりも貧果だった．．．
それから，夕方に市内に戻り，家族連でBBQをしたとさ．．
・明ける前から，強風のなか，釣りに付き合わせて，奥さん，娘，ごめんなさい．->釣りにこだわりを持たない家族連れの釣りは簡単なものにしよう．
・強風のときは釣りはダメ．
・撒餌のレシピ，撒餌の作り方，釣竿，仕掛けの投入と撒餌の投入，道具についてよく考える．
・youtube動画釣れているからといって，同じ場所で釣れるとは限らない．
・道具や場所に関しては，追究していくと金がかかる．うまく考えないといけない．
それまでは，子供が小さかったので，鋭い針を危なく思い，釣りから遠ざかっていた．
それよりもっとまえは，奥さんとちょくちょくサビキ釣りに行っていた．
いくつかのホームページを調べていると，フカセの仕掛けはサビキより大物が狙えることがわかった．
そこで有り合わせの道具で，形だけそれっぽい（撒餌を撒いて，針とウキを付けて，オキアミをエサにして，釣りをする）ことをすれば，簡単に大物が釣れると幻想を抱いた．
その初めて行ったフカセ釣りの失敗談を書いて今後の戒めとしたいと思う．
それは2016年の10月ぐらい．夜明け前から，家族（奥さん，娘）についてきてもらいながら，youtubeでチヌをバンバン釣っていた場所に車でやってきた．
オキアミ3kg(まだきちんと解凍されていない）
にんにく臭いチヌの集魚剤１袋
を購入して持ってきていた．
さらに，仕掛けとして，
ハリス（ホテロン）2号3mにひねくれグレ6号を付けたものを発泡スチロールの薄い円盤状の仕掛け巻きに巻き，大き目の円錐ウキとともに，サビキで使っていた3.6mほどのリール竿に繋げてきた．
風が強く，車のトランクから竿を取り出したら，仕掛けの糸巻きが飛ばされ，くるくると糸が出て行った．
あわてて，回収し，何とか，公衆便所にたどり着き，バケツに集魚剤とオキアミを入れ，水を入れ，かきまぜた．
粉が少しこぼれたり，冷えて手が痛くなったり，苦労しながら，なんとか混ぜ合わせた．底の方は乾いた集魚剤が結構残っていた．
これらをyoutubeで釣れていた場所に運び込む．夜が明けてきた．youtubeと同じ場所，同じ時刻に同じような道具とエサで釣りをしたら同じように釣れるだろうと考えていた．
釣り場のコンクリのテラスには手すりがあり，その下は1,2m低くなって比較的平らな敷石状の岩が敷き詰められており，それが7,8mほど先まで続いて海に洗われている．
従って，海面に仕掛けをテラスから投入するのは，結構難しい．さらに，短い竿で仕掛けを回収するのが，岩に引っかかる恐れがあり，難しい．
その難しさにほとんど気づかないで，お構いなく仕掛け投入．撒餌をプラスチックのひしゃくで投げる．
．．．なかなか同じところに行かない．ウキは左から右に早く流れる．ウキを追いながら撒餌を撒く．
流され過ぎて回収しようとすると，針が岩に引っかかった．強引に竿をあおって，糸が切れ．ウキがすーっと沖に流されていった．えぇー．
ウキのスペアをセットして，リトライ．今度はウキが敷石岩の隙間に引っかかった．
どうしようもないので，テラスから敷石帯に降りる梯子がずいぶん離れたところにあったので，そこまで竿とともに移動し，梯子を下り，敷石帯のウキのあるところにたどり着く．
そこは波に洗われている．ウキにはどうにも手が届かない．足をさらにさきに置く．波が靴の中まで入ってしまった！ウキに手が触れても挟まって取れない．そうこうしているうちに，垂れた道糸がほかの岩にはさまってとれなくなった！道糸を岩からまず取らないと．．うーん．びしょ濡れになるのが嫌なので，少し後退．ウキもあきらめ，ヤケになって竿を大きく勢いをつけて後ろに引き上げ，糸を切ろうとした．ばきっ．竿がテラスの壁に当たって折れた．なんとか糸を切って，やっと状況把握．悲惨さに顔の色を失いながら，泣く泣くテラスに戻り奥さんに状況を報告した．なぐさめてもらいたかったらしい．
別の竿があったので，別の竿で再開．その日は風が強く，ひしゃくを振り回すと撒餌が顔や頭にかかる．撒餌も狙ったところに行かず，テラスは結構汚れた．どんどんヤケになって撒餌をまき，全て使い切った．釣果はゼロである．おじさんがけっこう長い間，後ろのほうで模様を眺めていた，いったいどんな風に思っていたことだろう．．ウキもなくしたし，竿も折れて，撒餌とオキアミもあっという間に消費した．
さらにあきらめきれず，昼から別の釣り場に家族を連れて転戦．強風．防波堤が波を被っている．
強風で砂粒が顔にあたり，痛い．それでも魚を釣る幻想は消えていない．奥さんがサッパを２匹ぐらい．
私が最後に偶然サッパを１匹．角地で投げ釣りしていた人は，大き目のヒラメ？カレイ？をすぐそこまで上げて，逃げられていた．陸に近い側でやっている人は，大き目のカサゴ系を釣ってるのを目にした．
私は，これまでのサビキの釣果よりも貧果だった．．．
それから，夕方に市内に戻り，家族連でBBQをしたとさ．．
・明ける前から，強風のなか，釣りに付き合わせて，奥さん，娘，ごめんなさい．->釣りにこだわりを持たない家族連れの釣りは簡単なものにしよう．
・強風のときは釣りはダメ．
・撒餌のレシピ，撒餌の作り方，釣竿，仕掛けの投入と撒餌の投入，道具についてよく考える．
・youtube動画釣れているからといって，同じ場所で釣れるとは限らない．
・道具や場所に関しては，追究していくと金がかかる．うまく考えないといけない．
