ランツァのマフラーのグラスウール交換&カーボン除去

単巧堂でフォークOHしてもらって,バイク引取り時に,マフラーのグラスウールを新調したら,音は止むよと言われた.

2りん館でデイトナ製の2100円ぐらいのグラスウール(裏地が布みたいになっているもの)を購入.
セラミックコーティングタイプ(耐高温性がよいらしい),Lサイズ 330X900.
サイズはプロスキルのランツァ用サイレンサーにぴったり合った.

マフラーの筒と底は手だけでは外れなかった.前にバスコーキングでがしがしに密閉したらしい.
プラハンマーでたたいて抜かす.装着時もプラハンマー.
出てきた内部の綿は,水分でぬれてぐっしょり.油もべたべたで,空気の通り道がない.内筒のパンチング穴も炭でふさがれていた.すなわち,排ガスは内筒をそのまま抜けていただけのよう.
マフラー分解し,サンエス粉(質量濃度10-20%)+90℃ぐらいのお湯につけ,一晩放置.マフラーにビニル袋でくるんだウェスを突っ込んで栓にしたら,漏れはなかった.台所の流しに,1リットルのオイルジョッキにマフラー突っ込んで,ウェスでジョッキとマフラーの間の隙間を入れてそそり立たせて放置した.
抜くときに,けっこうなサンエス粉が溶けずにマフラーの底に溜っていた.今度やるときは,後から粉を振り掛けるのではなく,ペットボトルの口を切ったものなどに入れてよく混ぜて溶かしてから注入しないといかんな.
サイレンスサーのパンチングした内筒は,まだまだ炭がこびりついていたので,とがったドライバーですべての穴を突きドライバーを回転させ,穴を回復させた.

巻きつけて組み立て,装着.
グラスウール付属の針金は使わなかった.バスコークも一切使わなかった.

エンジン掛けると,,,
腰抜けのような静音.ほんとにエンジン回ってるのかと疑うほど.
馬力はちょっと落ちたかもしれんが,よくわからない.うるさくなくなって,よかった.
何時まで持つかだな..

追記:
よくよく考えるとプロスキルのマフラーは競技用だった.
綿は一度交換しているが、マフラーに付属のスペアだったか.
デイトナのやつは、汎用でより静音に振ってるのだろうな.