hpcノートubuntu18 emergency mode 解決→嘘→解決

立ち上げようとすると、ブートプロセスの途中でemergency modeに入ってroot パスワードが求められるようになった(日本語に言語設定しているため、メッセージの多くは文字化け)。原因は不明。いろいろ詰め込んだリュックに裸で入れて運びどこか壊れたのか。


rootのパスワードを入力し、ログイン。

journalctl -xbで、原因を調べろとのことだが、多数の情報が出力され、どこがポイントかわからない。

journalctl -xb | grep error
で、Direct firmware load for iwlwifi-8000c.ucode failed with error -2
のような行が4行ほどでている。無線lanのドライバ回りか、無線lanが壊れているのか。

https://gorigorilinux.net/entry-add-wifi

を参考に、intelのドライバダウンロードページの直リンクから8000のkernel4.3以上のドライバをダウンロードし、usbでノートに移す。

/lib/firmware/に解凍したドライバをコピー。(元のものは.orgとして保存)。


リブートすると、問題なく立ち上がるようになった。wififirmwareが駄目だからemergency modeに陥るとは、なかなか困ったものである。

 

追記:上記は解決に至るものではなかった。

その前に、usbのマウントオプションを調べるのに、/etc/fstabに同じusbを起動時マウントするようにいじっていたのを、元に戻すのを忘れていた。/etc/fstabに起動時マウントの記述があるのに、そのusbが無いのでemergency modeに入ったものと思われる。

iwlwifi-8000cのエラーメッセージはカーネルのバグみたいなのもので、下記をよく見るとerrorと出ていてもきちんとloadされていることがわかる。"error -2"は無視してよいものである。

root@hp-ub:~# dmesg |grep iwl
[ 7.223074] iwlwifi 0000:02:00.0: enabling device (0000 -> 0002)
[ 7.231444] iwlwifi 0000:02:00.0: Direct firmware load for iwlwifi-8000C-19.ucode failed with error -2
[ 7.236524] iwlwifi 0000:02:00.0: Direct firmware load for iwlwifi-8000C-18.ucode failed with error -2
[ 7.236549] iwlwifi 0000:02:00.0: Direct firmware load for iwlwifi-8000C-17.ucode failed with error -2
[ 7.315900] iwlwifi 0000:02:00.0: loaded firmware version 16.242414.0 op_mode iwlmvm
[ 7.408683] iwlwifi 0000:02:00.0: Detected Intel(R) Dual Band Wireless AC 8260, REV=0x208
[ 7.409332] iwlwifi 0000:02:00.0: L1 Enabled - LTR Enabled
[ 7.409711] iwlwifi 0000:02:00.0: L1 Enabled - LTR Enabled
[ 7.578735] ieee80211 phy0: Selected rate control algorithm 'iwl-mvm-rs'
[ 7.634380] iwlwifi 0000:02:00.0 wlp2s0: renamed from wlan0

 

 参考:

https://askubuntu.com/questions/908512/wireless-firmware-not-loading

 の返答1のやりとり全部。

 

今後の反省として、messageのerrorだけを探すのではなく、failed とかもよく見る。

 

追記:

emergency mode時のrootログインのメッセージが文字化けするので、

/etc/default/locale

#LANG="ja_JP.UTF-8"
LANG="C"

に変更した。他にどんな影響が出るかはわからないが、今の所はおk.