MTBのホイールハブのグリスアップ

MTBのスポーク交換で残されていたホイールハブの球押しのクリアランス調整をようやく行ってみた.

道具:
ハブコーンレンチ 15mm.リア用.
17mm メガネレンチ リア用.
ダイソーの薄板スパナセットの13mm.フロント用.
モンキーレンチ フロント用.
グリス(ヤマハグリースB)
小さなマイナスドライバー(グリス入れる用)
ピンセット(ベアリングをつかむ用)

手順
1)リアタイヤを外す.クイックリリースも車軸から外す.
2)ハブのゴム製のカバーを手でめくって取る.
3)15mmのハブコーンレンチを球押しにセットし,17mmメガネレンチを外側の六角ナットにセットし,反時計周りに六角ナットを回して緩める.
4)ワッシャーや球押しを緩めて車軸から外し,ハブの中のグリスの状況を確認.問題なし.
5)部品を戻して,タイヤを回転させて車軸にゴリゴリ感がなく,かつ,車軸がガタつかないように球押しの位置を決める.
6)3)の逆で,六角ナットを締めつける.

1’)フロントも同様に行う.フロントは車軸をもってタイヤを回転させると,ゴリゴリ感が結構あった.
3’)リアの六角ナットに対して,フロントは2面のみで回すナットが取り付けられていたため,めがねレンチは使えなく,モンキーレンチを用いた.ダイソーのスパナやモンキーレンチは短くトルクはかからないが,さほど力を使わずに緩めることができた.
4’)フロントにはベアリングの球が合計20個あった.手では取れず,ピンセットで球を取り出した.球とハブの中の古いグリスをちり紙等で拭い去り,球についていたグリスは黒く汚れていたが,異物は特になし.新しいグリスをたっぷりめにハブの中につけてベアリングを元に戻した.

追記:
ピンセットをどこかになくしてしまった.道具箱を漁るときは,注意しよう.